ツルハ(本社・札幌市東区)は、10月下旬に「ツルハドラッグ月寒東2条店」(札幌市豊平区月寒東2条18丁目)をオープンさせる。出店場所は、7月末で閉店した食品スーパー「ジョイ東月寒店」跡。ツルハの出店攻勢が続く。IMG_8036 (2)(写真は、ツルハの月寒東2条店になる旧ジョイ東月寒店)

 7月末で閉店した「ジョイ東月寒店」は、北野通沿いにあり住友石炭鉱業が1988年に賃借物件でオープンさせた食品スーパーで店舗面積は約300坪。住友石炭鉱業はその後、流通事業部を「ジョイ」として独立させたが、2008年4月にマックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)がジョイを吸収合併、マックスバリュ北海道の「ジョイ」として運営してきた。建物は築29年で老朽化も激しいため同社は閉店を決めた。

 ツルハは、その店舗跡に居抜きで出店する。現在、内装工事や設備類の設置工事に入っており、10月下旬にオープンさせる。近くには9月7日に新規オープンしたサッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)の「サツドラ北野3条店」がある。

 ツルハの持ち株会社ツルハホールディングスの筆頭株主はイオンで持ち株比率は13・14%。またマックスバリュ北海道は、イオンが57・42%の株を持ち両社ともイオングループ。今年2月末に閉店した「マックスバリュ八軒店」(札幌市西区)の後継テナントとしてツルハが「八軒4条店」を出店するなど、「マックスバリュ閉店→ツルハ開店」のイオングループによる店舗リサイクルが鮮明になってきた。


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