「ミスタードーナツ」や「モスバーガー」など17のフランチャイズ(FC)ブランドを北海道・東北で展開しているフジタコーポレーション(本社・苫小牧市)は、「らーめん おっぺしゃん」の北海道におけるエリアフランチャイズ展開を実施する。1号店として5月、札幌市東区に「北14条光星店」を出店するほかエリアFC本部としてFC先の開拓も進める。IMG_3119(ミスタードーナツ店舗から転換し5月12日に「らーめん おっぺしゃん」1号店がオープンする=写真)

 フジタコーポレーションは、仙台市のとんこつラーメン店「おっぺしゃん」のFC本部であるアドバンスグローイング及びフードコンバートとの間で3月15日にエリアフランチャイズ契約を締結。これによって、北海道で独占的エリアFC本部として事業展開できるほか、東北地域でもエリアFC本部展開ができるようになった。

「おっぺしゃん」は、2社の代表取締役である光永秀辰氏が2004年にとんこつラーメン店を仙台市に出店したのが始まり。ゲンコツ(豚太骨)、野菜、果物、魚介を15時間炊き続けて作る濃厚スープと最高級の小麦で毎日作る自家製麺を使用。豚1頭から5人前しか取れないバラ先と呼ばれる希少部位を使ったチャーシュー、焦がしニンニク油を使用しているのが特徴。

 現在、仙台市や盛岡市、横浜市に8店舗(直営5店舗、FC店3店舗)を展開している。フジタコーポレーションは、フランチャイジーとしてのFC展開が事業の中核だったが、今後はフランチャイザーとしてFC本部としての事業も育てていく。「おっぺしゃん」の展開はフランチャイザーとして最初のブランドになる。


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