マックスバリュ北海道(本社・札幌市中央区)は、帯広市内の「イーストモールいちまる店」(東4条南16丁目)をマックスバリュ店舗に転換する。22日から一時閉店、29日に商品構成も変えてリニューアルオープンする。IMG_2765(写真は、イーストモールいちまる店=2016年3月18日午前撮影)

 マックスバリュ北海道は、昨年10月に承継した「いちまる」全14店舗の「マックスバリュ」転換を進めている。3月に「プラザ。いちまる店」(帯広市西5条南35丁目)を「マックスバリュ稲田店」に転換したところ、客数の増加、客単価の上昇で売上げは130%の伸びを見せるなど好調。
 5月には「中札内パルティ」(中札内村大通南6丁目)を「マックスバリュ中札内店」に転換、こちらも好調に売上げを伸ばしている。

 さらに3店舗となる転換を「イーストモールいちまる店」で実施する。いずれの転換も、帯広の商品部が中心になって最新の「マックスバリュ」の店舗モデルを導入するとともに地域のニーズに応じた品揃えを強化、さらに惣菜のインストア生産による鮮度、品質のアップ、品揃えの強化などをきめ細かく体制化している。

 マックスバリュ北海道の出戸信成社長は、「承継したいちまる店舗のうちマックスバリュに転換した店舗はいずれも前年を超えており、既存店とのトータルで今期はほぼ前期とトントンになる。来期には100億円を超えるだろう」と話し、「いちまる」承継がスムースに進んでいることに自信を示す。
 来期以降にいちまる店舗のマックスバリュ化やディスカウントのザ・ビッグ化など店舗戦略を再構築する。


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