ツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)とサッポロドラッグストアー(同・同市北区)の2016年3月度(16年2月16日~3月15日)の売上高前年比が出揃った。両社とも堅調な売上げを堅持、サッポロドラッグストアーは既存店の伸びが11%増で、2014年4月の消費増税前の駆け込み需要以来の二桁増になった。IMG_1294(写真は、サッポロドラッグストアーが3月3日にオープンさせた札幌・狸小路6丁目のハラル対応『サッポロスーヴェニールショップ』)

 ツルハHDの3月度売上高は、全店が前年同月比13・8%増、既存店は同7・2%増だった。客数は、全店が同11・3%増、既存店は同5・0%増になった。客単価は全店が同2・3%増、既存店が同2・0%増。
 総店舗数は、開店6店舗、閉店3店舗の純増3店舗で合計1649店舗。
 
 サッポロドラッグストアーの3月度売上高は、全店が同28・6%増、既存店が同11・0%増だった。全店ベースの売上高は、インバウンド需要の着実な取り込みが奏功するなどして、昨年10月度(15年9月16日~10月15日)以来6ヵ月連続で前年同月比20%を超えた。
 既存店も消費増税前駆け込み需要以来の二桁増となったが、昨年3月度が駆け込み反動減で落ち込んだことによる反動増というイレギュラー要因もある。
 3月度に新店2店舗を出店、総店舗数は176店舗(うち調剤10店)。


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