パルコ(本部・東京都渋谷区)は5日、札幌市中央区南2条西3丁目で建設中の「札幌ゼロゲート」の出店テナントが「フォーエバー21」に決定したと発表した。「札幌ゼロゲート」は、札幌パルコ南側に新たに開発する商業施設で2016年春に開業する。IMG_9619(写真は建設が進んでいる札幌ゼロゲート=2015年11月5日午後撮影)

 ゼロゲート事業は、都心部一等地の中低層商業施設としてパルコが展開しているもので、立地の良さを活かして事業規模に応じた効率運営を実施するパルコの新たな事業モデル。現在は、渋谷、心斎橋、道頓堀、広島、名古屋の5店舗を運営しており、札幌は6店舗目。なお、17年春には7店舗目の京都ゼロゲートの開業も予定している。
 
 札幌ゼロゲートは、敷地面積約365㎡、地下2階、地上4階建てで延床面積は約2940㎡。投資額は10億円。同時に建設中の札幌信用金庫本店ビルと2棟からなる共同ビルになりパルコは商業施設棟を区分所有する。
 
 テナントとして全フロアに「フォーエバー21」が出店するが、同ブランドは道内初上陸となる。「フォーエバー21」は、最新トレンドをリーズナブル且つタイムリーに提供するロサンゼルス発のファストファッションブランド。アメリカ、カナダを中心にアジアやヨーロッパなど全世界に600店以上を展開している。国内では東京、大阪など19店舗を出店している。


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