札幌市東区のコンビニ“らしき物件”は「ほっともっと」、スーパーとドラッグ店舗に隣接

流通

 リアルエコノミーの15日付で報じた札幌市東区のコンビニエンスストア“らしき物件”のコバンザメ出店に関して新情報が入ってきた。実は、この物件、コンビニではなく、持ち帰り弁当「ほっともっと」の新店舗だった。食品スーパーやドラッグストアに隣接するゾーンへの出店となるが、果たして相乗効果は出てくるのか。IMG_2044(右がほっともっとの予定店舗で左がザ・ビッグエクスプレス栄町店)

“らしき物件”の外観は、ご覧の写真のように一見コンビニ風だが、内部の構造が若干コンビニよりも堅牢な印象。この物件があるのは、札幌市東区北41条東17丁目で地下鉄東豊線栄町駅に近い場所。食品スーパー、「ザ・ビッグエクスプレス栄町店」と「サッポロドラッグストアー栄町店」の西側で同じ敷地内と言っても良いほど。

 本サイトは、15日付でコンビニのコンバンザメ出店か?と報じたが、結果はコンビニではなく、ほっともっと栄町店の店舗だった。この店舗のオープン日は2015年2月6日とされている。

 ほっともっとは、東証1部上場のブレナス(福岡市博多区)が直営、FC(フランチャイズ)で展開する持ち帰り弁当チェーン。2014年2月期の売上高は約1510億円で純利益は約50億円。
 札幌市内には42店舗を展開。食品スーパーやドラッグストアと近接した札幌市内のほっともっとの店舗は、行啓通り店(中央区)や篠路4条店(北区)、東苗穂12条店(東区)、八軒6条店(西区=ただし12月末で閉店)、発寒13条店(西区)、上野幌店(厚別区)の6店舗でコンビニと隣接しているのは、環状通北郷店(白石区)、南郷通り店(白石区)の2店舗。
 持ち帰り弁当の出店戦略は、コンビニとは違った基準があるようだが、今回の食品スーパーとドラッグストアに隣接した栄町店の出店がどんな結果を導くのか興味深い。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER