北海道信用金庫(本店・札幌市中央区)は2026年10月13日、「菊水支店」(同市白石区菊水元町3条2丁目1-1)を建て替え新築オープンさせた。木造平屋建てで、再生可能エネルギー100%の電力を使用する環境配慮型店舗となっている。
(写真は、北海道信金「菊水支店」の建て替え新築オープニングセレモニー)
(写真は、「菊水支店」の店内)
「菊水支店」は、南7条・米里通と北13条・北郷通の交差点角に立地しており、元々は1980年6月に旧石狩中央信用金庫の支店としてオープンした店舗。2003年1月に同金庫は、札幌信用金庫と合併して札信金の支店になり、2018年1月には3金庫(札幌、小樽、北海)合併により、北海道信金の支店になった。
旧店舗は鉄骨造2階建てで、築45年が経過、老朽化が進んでいたため建て替えを進めることになり、2025年10月に旧現店舗での営業を終了、「白石支店」(白石区本通2丁目1-1)内に移転。その後、旧店舗は解体され、2026年5月から新店舗の建設を進めてきた。
新店舗はLVL(単板積層材)を使った木造平屋建て店舗で一部道産材を使用。鉄骨造に比べて施工期間が短く、建築費も20~25%割安になる。延べ床面積約85坪(281・15㎡)、フロアにはマット系セラミックタイルを使い、防滑性と耐久性を高めた。カウンターは昇降式を3台設置して、そのうち1台はローカウンターとして使用する。
木造のため店内は無柱空間となり、広く使うことができ、天井高も3mと北海道信金で一般的な2m80cmよりも高くして開放感を高めた。応接室には窓を設置することができなかったため、三菱電機の青空照明「misola(みそら)」を2基設置、天窓から空が見えるような照明スタイルにした。
お客さま用トイレは、バリアフリーの多目的トイレとし、職員用トイレの壁紙には水玉模様や動物のイラストを採用、洗面台のカラーリングにも工夫して、職員の気分転換に繋がるように配慮した。一時保管書類などを収納する耐火書庫は、移動ラックと固定棚を使うことにより標準サイズで約320箱の段ボールを収納できるようにした。災害時のBCP(事業継続計画)として、24時間稼働可能なガソリン式発電機を支店に初めて導入した。
この日、支店前で行われたオープニングセレモニーで、北海道信金の佐藤信明理事長は、「当金庫は12月2日に創立105周年を迎えるが、『菊水支店』は地域になくてはならない店舗として、これからも地域の皆さまと共に歩んでまいります」と挨拶した。その後、総代や取引先の菊水ひまわり会関係者らが参加してテープカットが行われた。同支店の預金量は約140億円、貸出量約80億円で、同信金の中規模クラスの支店。新築を機に、より地域密着を強め、預金量150億円を当面の目標にしている。

































