留萌信用金庫(本店・留萌市)は、札幌市内5店舗目となる「札幌中央支店」(中央区)を2022年2月21日(月)にオープンさせる。これにより同信金の店舗は、留萌地区9店舗、旭川地区4店舗、札幌地区5店舗という内訳になる。(写真は、留萌信金「札幌中央支店」=1階部分)

「札幌中央支店」は、中央区南1条東3丁目10-1の7階建て北海道日伊文化会館新館1階にオープンする。2021年2月まで営業していた「北洋銀行札幌東支店」跡への居抜き出店。同信金では、「札幌中央支店」のオープンを記念して「記念定期預金」30億円を募集している。利率は0・20%(税引き後0・159%)、預入期間3年、預入金額は1人100万円から1000万円以内。募集期間は2022年5月31日(火)まで。

 留萌信金は、1932年12月に留萌町(現留萌市)に設立され、2022年12月で90周年を迎える。1985年6月に札幌市を営業地区に拡張し、1990年10月に札幌地区1号店の「開成支店(現札幌支店)」(東区北20条東16丁目2-5)を開設。以降、1992年10月に「新川支店」(北区北28条西15丁目3-16)、1996年10月に「札幌西支店」(西区発寒2条5丁目1-7)、2012年12月に「月寒支店」(豊平区月寒中央5丁目1-8)をそれぞれオープンさせた。「札幌中央支店」は、同信金にとって「月寒支店」以来、10年ぶり新規支店開設となる。
 2021年9月末の仮決算は、預金量の平均残高が2432億8100万円、貸出金の平均残高が1119億4000万円で、それぞれ前年9月末に比べて11・3%増、7・8%増となった。業務純益は4億2400万円で同1・6%減、純利益は4億5400万円で同13・7%増だった。


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