中小企業や小規模事業者への資金供給やコンサルティングを行っている協同組織金融機関の北海道7信用組合は、業界統一の金融商品「しんくみアシスト7」の取り扱い期間を2022年3月末まで延長することにした。「しんくみアシスト7」の取り扱いは11年目に入る。(写真は、釧路信用組合本店)

 信組は、地域の商店など飲食、サービス業や建設業などを主な融資先としており、地域に密着した金融機関として役割を果たしている。道内には、北央(本店・札幌市中央区)、札幌中央(同・同)、ウリ(同・同)、釧路(同・釧路市)、空知商工(同・美唄市)、十勝(同・帯広市)、函館商工(同・函館市)の7信組があるが、利率を統一した金融商品としてスタートしたのが「しんくみアシスト7」。

 2009年12月から取り扱いを開始、好評なため毎年延長を続け、20年12月末までの融資累計は3106件、融資累計額は191億円になっている。各信組では、円滑な資金供給のツールとして役割を果たしていることから再び1年間の延長を決め、22年3月末まで取り扱うことにした。

 融資対象は、常時使用する従業員が20人以下の小規模企業者で、資金使途は事業資金。融資金額は5000万円以内(ただし、信用保証協会の小規模企業保証を利用する場合は2000万円以内)。融資期間は運転資金7年以内、設備資金10年以内(いずれも据え置き1年以内)、利率は固定金利(3年以内1・3%、5年以内1・5%、7年以内1・7%、10年以内1・9%)。担保は原則不要、保証人は個人不要、法人は代表者。各信組の約定平均金利は21年1月末で1・996%となっている。



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