北洋銀行は、年末年始にかけて事務システムセンターを「東屯田センター」(札幌市中央区)から「はまなすセンター」(同市豊平区月寒東2)に移転した。12月30日の営業終了後にデータを磁気媒体に移して「はまなすセンター」に持ち運び、新年の営業開始日に当たる1月4日までに新しく導入したホストコンピューターに全面入れ替えした。「東屯田センター」は、北洋銀系列の事務処理部門を集約化することで有効活用する。(写真は、システム移転を完了した東屯田センター)
 
 はまなすセンターは、北洋銀月寒グランドがあった場所で、2008年7月から約100億円を投資してセンター建設を進めてきた。6階建て、延べ床面積は約2万9000㎡。建物は10年はじめに完成し、北洋銀はシステムセンターを東屯田センターから移転するためホストコンピューターを導入しソフトも完備していた。
 
 データを移し替えるためには、まとまった日数が必要だったためこの年末年始の4日間を利用し、システムセンターの完全移転を実施した。
 
 センター移転後、東屯田センターをバックアップ拠点にする考えもあったが、はまなすセンターが所在する月寒地区とそれほど距離が離れていないため、バックアップ拠点としては不十分として、市内に点在している北洋系列の事務処理部門を集約化して建物施設の有効利用を図ることにしている。
 
 北洋銀は、北海道拓殖銀行の営業譲渡や札幌銀行との合併で事務システムセンターを東屯田センターに一元化していたが、今回の移転ではまなすセンターがその役割を担うことになる。
 
 旧北洋銀の事務システムを行っていた円山センターは、昨年3月に北海道電力に売却されたほか、旧札銀の二十四軒センターも売却の方向で検討している。
 
 現在、北洋銀のバックアップ拠点は大阪にあるIBM施設内に用意されているが、将来的には旭川など道内に拠点を移設することを想定している。



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