北洋銀行(本店・札幌市中央区)は25日、札幌すみれホテルで2019年4月入行予定者の内定書授与式を行った。当初は1日に予定していたが、北海道胆振東部地震と台風24号のため延期していた。(写真は、安田光春頭取=右から内定書を受け取る内定者)

 内定者は、大卒73人、短大卒11人、高卒5人の合計89人で昨年より7人少ない。そのうち男性は42人、女性は47人。安田光春頭取が一人ひとりに内定書を手渡して握手して歓迎した。安田頭取は、「4月の頭取就任時から人材登用は入行年次や年齢ではなく、実力本位で行っていくことを行内外に明言している。来春から当行の一員となって思う存分活躍してほしい。業界はフィンテックなど金融とITの融合が進んでいるが、顧客本位の業務運営を行うためには、今まで以上にフェーストゥフェースによる人間の持つ力が必要になる」と述べた。
 その上で、「仕事の喜びを知る秘訣はたった一つの言葉で表せる。良い仕事をするためにはそれを楽しんですることを知ることだ」と、米国のノーベル文学賞作家パール・S・バックの言葉を紹介していた。


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