北洋銀行(本店・札幌市中央区)は6日、本店と本部がある北洋大通センター6階大会議室で「2020年新年交礼会」を行った。同行の役員や本部・本店営業部職員に向け安田光春頭取が年頭の挨拶を行った。(写真は、年頭挨拶をする北洋銀・安田光春頭取=北洋銀提供)

 安田頭取は、景気の先行きについて、「北海道胆振東部地震からの復旧工事や札幌市など都市圏を中心に再開発が進むなど景気は回復基調を維持している。本年はホテルなど観光関連や都市再開発事業を中心に設備投資の増加を見込んでいるほか、インバウンドも中国をはじめとした国際線の増加による持ち直し、東京オリンピックのマラソン・競歩の札幌開催などの効果が見込まれており、道内の実質経済成長率は0・5%と4年連続のプラス成長になり引き続き緩やかな回復基調を維持する」と話した。

 しかし、北海道は全国より早いスピードで人口減少が進み、後継者不足による事業者の減少や購買力低下などマーケットの縮小が避けられない状況にあることから、厳しい環境で生き残っていくために下期から業務運営方針や人事制度の変更に着手したことを示した。その上で同行が取り組むべき3点として①コンプライアンスの再徹底②お客本位のコンサルティングを前提とした信頼関係強化により、収益力の維持向上③生産性向上に向けた一層の業務効率化ーーを掲げた。

 最後に経営学者ドラッカーの言葉を引き合いに「お客さまこそが企業の存在理由。私たちもお客さま本位の業務態勢が地域銀行として求められていることを決して忘れてはならない」と結んだ。


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