日高信用金庫(本店・浦河郡浦河町)は、地方創生支援の一環として様似町と「まちづくりに関する包括連携協定」を締結した。両者が地域特性や課題を共有してまちづくりに向けた事業の実施や情報交流など連携を強化、地域振興、地域経済の発展に協力する。調印式画像2016.7.19(写真は、連携協定の締結式。左が坂下町長、右が大沼理事長。公認キャラクターのカンランくん=左とアポイちゃんも参加した。日高信金提供)

 締結日は7月19日。様似町の坂下一幸町長と日高信金の大沼孝司理事長が、協定書に署名した。連携項目として①地域経済の活性化②アポイ岳ユネスコ世界ジオパークなど地域資源を活用した観光・教育振興③人材の育成・交流など。
 
 具体的な連携事業として、日高信金は8月1日から地方創生応援企画第1弾、「アポイ岳ユネスコ世界ジオパーク応援定期預金(特別金利)」を発売する。各店の窓口でアポイ岳ジオパークのパンフレットを配布してジオパークの認知度を高める協力をするほか札幌市内でジオパークと応援定期の街頭PRも実施する。
 また、この応援定期預金残高の0・01%に相当する金額をアポイ岳の貴重な高山植物の保護や周辺環境整備への活動に拠出、様似町の観光振興を応援していく。


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