生チョコレートなどチョコレート菓子、各種菓子、パン製造販売のロイズコンフェクト(本社・札幌市北区)は、2024年5月末オープン予定で「ロイズ小樽店」(仮称)を出店する。同社が、小樽市内に直営店を出店するのは初めて。(写真は、仮称「ロイズ小樽店」が入る予定の石蔵)
「ロイズ小樽店」は、小樽市色内1丁目10-23の色内大通りに面した石蔵を利用して出店する。色内大通りは、小樽で一番の観光スポットである堺町通り商店街と繋がっており、人手が見込める好環境の立地。石蔵は、明治30年(1897)頃に寿原小間物店の倉庫として造られたもので、直近では2022年6月頃に移転のため閉店した「おたる織物」が、店舗として利用していた。同店の閉店後は、石蔵前のスペースは時間貸し駐車場として利用されていた。コロナ禍を経てインバウンドや国内観光客が、コロナ前水準に戻っているタイミングに合わせて出店する。カフェを併設したチョコレートショップになる予定。
ロイズコンフェクトは現在、路面店の直営店として「東苗穂店」(札幌市東区)、「福住店」(同市豊平区)、「厚別西店」(同市厚別区)、「あいの里公園店」(同市北区)、「屯田公園店」(同市同区)、「西宮の沢店」(同市西区)、「上江別店」(江別市)を展開。インショップ店舗では「札幌大丸店」(札幌市中央区)、「新千歳空港店」(千歳市)を展開している。路面店は、ロイズのイメージカラーを使った大型店が中心だが、今回は歴史的建造物の石蔵を使った、ロイズしては異色の店舗になりそう。