チョコレートや菓子・パン製造販売のロイズコンフェクト(本社・札幌市北区)が、スクラップ&ビルドで建設中の「ロイズ東苗穂店」(同市東区東苗穂3条3丁目2-55)の姿が見えてきた。建物やポールサインは既に完成、1月下旬オープンに向け最終準備が進む。(写真は、「ロイズ東苗穂店」)

「ロイズ東苗穂店」は、ロイズコンフェクトが1992年にオープンさせた直営1号店。国道275号線と宮の森・北24条通の三叉路交差点にあった。オープンから30年が経過したことから、2022年3月15日で閉店、建て替えを行うことにした。

 新店舗の建設は、解体工事が終わった2022年5月下旬から始まっていた。店舗の設計は戸田建設(本社・東京都新宿区)札幌設計室一級建築士事務所(札幌市中央区)、施工は戸田建設札幌支店(同)。建て替え工事中は、駐車場に8tトラックを改造した移動販売車を常駐させて一部商品の仮設販売を行っており、新店舗オープンまで続ける。

「ロイズ」の直営店舗のうち、単独路面店の「厚別西店」(札幌市厚別区)、「西宮の沢店」(同市西区)、「あいの里公園店」(同市北区)、「屯田公園店」(同)、「上江別店」(江別市)は、共通のコンセプトに基づく店舗外観となっているが、「東苗穂店」はこうしたコンセプトを踏襲しつつ、ガラス張りとしたことでさらに瀟洒(しょうしゃ)な建物となっている。

 立地場所周辺は、2023年春の北24条桜大橋開通で宮の森・北24条通が白石区まで延伸することになり、交通環境は大きく変化する。「ロイズ東苗穂店」は、こうした変化の中で新しいスタートを切る。



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