くら寿司(本社・大阪府堺市中区)は、2023年1月下旬に回転寿司「くら寿司札幌平岡店」(札幌市清田区平岡3条6丁目1-20)をオープンさせる。札幌市内4店舗目、北海道6店舗目となる。(写真は、「くら寿司札幌平岡店」の建設工事)
出店場所は、厚別中央通沿いで「イオンモール札幌平岡」の向かい側。この場所には、北海道造園コンサルタントの本社があったが、昨年移転、その跡地を利用して出店する。建物の建設は、2022年8月29日から始まっており、現在は蔵をイメージした建物がほぼ完成している状態。
建設工事は、2022年12月29日で終了する見通し。建物の建築主はくら寿司、設計、施工は太平ホーム北海道(本社・札幌市西区)。太平ホーム北海道は、くら寿司の道内店舗の設計、施工を手掛けており、建設中の「札幌平岡店」を含めて、路面店5店舗はすべて同社が担当している。
くら寿司は、2021年7月15日に「ラソラ札幌店」(札幌市白石区)で北海道初進出。同年9月2日に「札幌八軒店」(同市西区)、同年12月9日に「札幌菊水元町店」(同市白石区)、2022年に入って7月21日に「帯広店」(帯広市)、11月17日(木)には「函館東山店」(函館市)をオープンさせることになっており、順調に店舗を増やしている。2023年は1月下旬の「札幌平岡店」の後に、春には室蘭市内にも出店する。
全国系大手回転寿司チェーンの道内店舗数は現在、「はま寿司」と「魚べい」が23店舗、「スシロー」16店舗。「くら寿司」の出店ペースがこのままの勢いで進めば、2024年中には2ケタになり、先行する3チェーンを追いかけることになりそう。
※2022年11月17日記事一部修正しました。「魚べい」の道内店舗数は23店舗でした。