千秋庵製菓(本社・札幌市中央区)は、看板商品「ノースマン」の新商品、「生ノースマン」を販売するとともに「ノースマン」のパッケージデザインをリブランディングする。10月5日(水)に大丸札幌店にオープンする「ノースマン」専門店で販売を開始する。(画像は、「生ノースマン」とリブランディングしたパッケージ)
「ノースマン」は、1921年(大正10年)に創業した100年の歴史を持つ札幌の菓子メーカー、千秋庵製菓の主力商品。1974年(昭和49年)に発売を開始した、パイ生地と北海道産小豆の餡を使用した和洋折衷のスイーツ。今回、発売する新商品「生ノースマン」は、パイ生地、あんこにミルキーでコクのある生クリームを入れることで、オリジナルの「ノースマン」とは違った食感、風味となっている。嚙んだ時の食感が楽しめるようにバターを練り込んだ生地を500層以上織り込んだ伝統のパイ生地を使うが、今回、生クリームが入ることでより美味しくなるように、北海道産小麦を使用、より北海道らしさを感じられる生地に仕上げた。価格は4個入り980円(税込み)、消費期限は製造日から3日、要冷蔵。
「ノースマン」のリブランディングでは、年齢や性別を超えて愛されるよう現代的にアップデートしたデザインに一新、「ノースマン」を象徴する力強さと懐かしさを併せ持ったパッケージにした。10月5日に大丸札幌店にオープンする「ノースマン」専門店は、札幌軟石と創業101年を迎える千秋庵製菓とほぼ同じ樹齢(約106年)の天然木を使用、都会に進化した札幌を表現したショップデザインにする。天然木の選定や加工は、中札内在住の彫刻家、藤原千也氏が携わった。場所は、地下1階の和洋菓子売り場。営業時間は10時~20時。