札幌市内でのパチンコ店の閉店が続いている。3月31日(木)に札幌市西区の「ナポリ西野店」が閉店、これによって2022年に入って早くも3店舗目の閉店になる。(写真は、3月31日で閉店する「ナポリ西野店」)

 3月31日で閉店するのは、フェスタ(本社・東京都中野区)が運営する「ナポリ西野店」(西野3条3丁目1-30)。山の手通と手稲左股通の交差点北西角地にあってロケーションには優位性がある。パチンコ103台、パチスロ124台。以前は、ナポリ産業(本社・東京都港区)が運営していたようだが、その後、フェスタが承継した。「西野店」の閉店によってフェスタが運営する道内の「ナポリ」は、「小樽店」(小樽市)と「余市店」(余市郡余市町)の2店舗になる。

 札幌市内のパチンコ店閉店は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年頃から軌を一にして増え始めた。2021年は1月11日に新和グループ(本社・札幌市中央区)の「プレイランドハッピーすすきの店」が閉店、歓楽街ススキノからパチンコ店が姿を消したのが象徴的で、他に太陽グループの「パーラー太陽篠路店」(北区)も10月10日に閉店した。

 2022年に入ってからは、既に1月23日に「パーラー太陽新琴似四番通店」(北区)、2月20日に「パーラー太陽宮の森店」(中央区)が閉店している。閉店後は同業者による居抜き出店か、建物解体による土地の再利用かに分かれる。「ナポリ西野店」は閉店後、どうなるか。


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