8月28日(日)に、札幌市と苫小牧市のパチンコ店2店舗が、閉店する。これによって、北海道で2022年に入ってから閉店したパチンコ店(長期休業含む)は、分かっているだけで15店舗になり、2021年の年間閉店数だった14店舗を超える。(写真は、8月28日で閉店するパーラー太陽美香保店)

 8月28日に閉店する札幌市のパチンコ店舗は、パーラー太陽美香保店(東区北19条東8丁目1-1)。北光線(東8丁目篠路通)沿いにある店舗で、食品スーパー、スーパーエース美香保店の北側に位置する。別の企業が運営するパチンコ店舗だったが、太陽グループ(本社・札幌市中央区)が1998年2月に取得。パーラー太陽美香保店として運営してきたが、24年間の営業を終了する。パチンコ216台、スロット75台。

 同じ日に閉店する苫小牧市のパチンコ店舗は、マルハン苫小牧東店(新開町1丁目1-3)。明野南通(国道36号線と国道235号線重複区間)沿いにあって2004年8月に新設オープンした店舗だが、18年で営業を終了する。パチンコ320台、スロット160台。マルハン(京都本社・京都市上京区、東京本社・東京都千代田区)は、苫小牧市内で苫小牧東店と苫小牧駅前店(木場町1丁目3-2)の2店舗を展開しているが、今度の閉店で1店舗になる。

 2022年1月以降の道内パチンコ店舗閉店数は、2店舗を含めて15店舗になり、2021年の1年間に閉店した14店舗を超えた。消費者物価の高騰などによって、遊興費支出は減少傾向にあり、パチンコ店舗の不採算店舗閉店が続きそうだ。
 2022年に入ってからの長期休業・閉店店舗は次の通り。
◆1月23日「パーラー太陽新琴似四番通店」(札幌市北区)
◆2月13日「KEIO北斗店」(北斗市)
◆2月20日「パーラー太陽宮の森店」(札幌市中央区)
◆2月27日「パーラーGRANDE苫小牧店」(苫小牧市)
◆3月28日「パーラー太陽旭町店」(札幌市豊平区)
◆3月31日「ナポリ西野店」(同市西区)
◆4月24日「パーラー太陽サンピアザ店」(同市厚別区)
◆5月8日「パーラー太陽柏林台店」(帯広市)
◆6月12日「パーラー太陽大門店」(函館市)
◆6月26日「イーグルスタジオ東苗穂店」(札幌市東区)
◆6月30日「パーラー太陽砂川店」(砂川市)
◆7月1日「CUBE琴似店」(札幌市西区)
◆7月3日「ビッグローヤル」(札幌市北区)
◆8月28日「パーラー太陽美香保店」(札幌市東区)
◆8月28日「マルハン苫小牧東店」(苫小牧市)

※記事一部追加いたします。読者よりパチンコ店閉店について追加情報が寄せられましたので、加えます。
◆3月31日 パーラーアップル函館店◆3月31日 ライジング西帯広◆4月10日 ライジング留萌◆6月12日 ボンボン帯広店
 その他、追加情報がございましたら当サイトにお寄せください。


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