年率4~5%の成長が続いている北海道のドラッグストア市場。増税前の2019年9月は、前年同月比11・8%増となるなど反動減を見込んでも成長は続いている。そこで2019年の北海道のドラッグストア開店、閉店事情を時系列で追ってみた。今回は1~6月の上半期分。(写真は、「サツドラ大谷地店」)

 1月は、20日にサッポロドラッグストアー(同・札幌市北区)の「サツドラ苫小牧日新町店」(苫小牧市)が閉店、24日にツルハ(本社・札幌市東区)が「ツルハドラッグ釧路昭和中央店」(釧路市)をオープンさせ、31日には「サツドラ大谷地店」(同市厚別区)が続いた。大谷地には以前、サツドラの店舗があったが20年近く前に一度閉店しており、今回は場所を変えて再出店になった。

 2月に入ると、2日に「サツドラ小樽堺町店」(小樽市)がオープン。堺町通りは小樽の人気買い物エリアでインバウンドや観光客向けの店舗として近くにある「サツドラ小樽運河店」とともにドミナント(集中)出店した。17日には「サツドラ室蘭高砂店」(室蘭市)が閉店。2014年2月14日に居抜き出店したが5年で営業を終えた。

(写真は、閉店した「スーパードラッグアサヒ 東苗穂店」)

 27日は関東・東北・中部でドラッグストア約330店舗を展開するカワチ薬品(本社・栃木県小山市)の完全子会社、横浜ファーマシー(同・青森県弘前市)が北海道で展開していた「スーパードラッグアサヒ」の「東苗穂店」(札幌市東区)と「平岡店」(同市清田区)が閉店。これによってカワチ薬品グループの店舗は道内ゼロになった。28日には「ツルハドラッグ白石駅前店」(札幌市白石区)がロイヤルホストの店舗跡に居抜き出店、同じ日に「ココカラファイン南幌店」(空知郡南幌町)が閉店している。

 3月は、10日に「サツドラ花咲町店」(旭川市)が閉店。15年4月23日に「ホクレンショップ北部店」跡への居抜き出店だったが、4年で営業を終えた。14日に「ツルハドラッグ札内あかしあ店」(中川郡幕別町)がオープン、町内2店舗体制になった。21日は「サツドラ円山西28丁目店」(札幌市中央区)が地下鉄西28丁目駅チカの新築複合ビルの1階にオープン。28日は、「サイバーパチンコ南9条店」跡に「ツルハドラッグ南9条店」(同)が居抜き出店した。

 4月は1日に「ツルハドラッグ新道西店」(同市北区)が閉店、25日には「ツルハドラッグ麻生店」(同)と「釧路鳥取大通店」(釧路市)がオープンした。27日にはサンドラッグプラス(本社・札幌市東区)も「サンドラッグ鳥取大通店」を開店させている。

 5月は2日に「ツルハドラッグ釧路桂木店」(釧路郡釧路町)がオープン、8日には「ツルハドラッグ環状通苗穂店」(札幌市東区)が閉店した。9日は「ツルハドラッグ本町店」(同)と「ツルハドラッグ紋別緑町店」がオープン。「本町店」は、パチンコ大黒天の店舗跡地へ出店で、隣接地には10月17日に「ジョリーパスタ札幌本町店」がオープンしている。また、「紋別緑町店」は、旧広域紋別病院跡地をツルハが公募プロポーザルで落札、出店したもの。30日は配置薬の富士薬品(本社・さいたま市大宮区)グループであるオストジャパングループ(同・札幌市厚別区)が「ドラッグセイムス岩見沢東店」(岩見沢市)を出店、「セイムス」の道内6店目となった。

 6月は閉店ラッシュになった。まず9日に「サツドラ旭川緑町店」(旭川市)、15日に「ツルハドラッグ白石店」(札幌市白石区)、16日に「サツドラ旭川永山3条店」(旭川市)と交互に閉店。20日には「ツルハドラッグ鍛冶店」(函館市)、「ツルハドラッグ函館千歳店」(同)と函館市内2店舗が閉店した。出店は、「ツルハドラッグ余市大川店」(余市郡余市町)のみ。同店は、「ホームセンターラッキー余市店」の跡地を利用してサンリバーはせがわ(本社・札幌市中央区)が店舗を設置、ツルハが賃借して出店したもの。(7~12月分は次回に掲載予定)


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