「パーラー太陽新琴似四番通店」営業終了、2020年から10店舗目

経済総合

 太陽グループ(本社・札幌市中央区)は、1月23日(日)をもって、パチンコホール「パーラー太陽新琴似四番通店」(同市北区新琴似7条9丁目6-12)の営業を終了する。2021年度になってからの閉店は3店舗目になる。(写真は、1月23日で閉店する「パーラー太陽新琴似四番通店」)

「パーラー太陽新琴似四番通店」は、新琴似四番通(西5丁目樽川通)沿いで展開。もともとは地元の有限会社興栄商事がパチンコ店を開業、1999年12月にオートサロン帯広(本社・帯広市、後にオーテミに社名変更)が承継してパチンコ店を展開、2003年11月に太陽グループが土地建物を取得、「パーラー太陽新琴似四番通店」として営業を開始した。パチンコ256台、スロット104台。
 今回、「営業上の総合的な判断」(太陽グループ)により2022年1月23日で19年間の営業を終了することを決めた。土地建物はTAIYOホールディングス(同・札幌市中央区)が所有しており、自社グループでの有効活用か売却を今後検討する。

 太陽グループは、2020年に入ってからパチンコホールの閉店を矢継ぎ早に進めている。これまでの閉店店舗と後利用は次の通り。
◆2020年
▷2月2日「モイワ店」(札幌市中央区)=跡地は「コープさっぽろやまはな店」▷4月21日「美幌店」(網走郡美幌町)=パチンコ店が居抜き出店▷5月17日「宮の沢店」(札幌市西区)=跡地をクリーンリバーが取得、マンション建設中▷6月7日「上磯店」(北斗市)=跡地を函館の不動産会社が取得▷9月13日に「稲積公園店」(札幌市手稲区)=跡地を豊栄建設が取得▷10月11日「厚別中央店」(同市厚別区)=跡地を医療法人社団H・N・メディックグループ会社が取得
◆2021年
▷8月31日「末広店」(旭川市)▷10月10日「篠路店」(札幌市北区)▷11月14日「静内店」(新ひだか町)=パチンコ店が居抜き出店予定
 
 今回の閉店で、道内の「パーラー太陽」は札幌市内12店舗を含めて25店舗になり、2020年の年初から比べると、10店舗減少する。ただ、こうした閉店には、閉店コストが必要となるため、財務的に比較的余裕がなければ矢継ぎ早の閉店は難しいとされる。

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