太陽グループ(本社・札幌市中央区)は、11月13日(日)にパチンコホールの「パーラー太陽円山店」(同区北5条西25丁目15)の営業を終了する。同社が今年に入ってからパチンコホールの営業を終えるのは、これで9店舗になる。営業中の店舗は16店舗に減少する。(写真は、11月13日に閉店する「パーラー太陽円山店」)

 営業を終了する「パーラー太陽円山店」は、地下鉄西28丁目駅から近い山の手通沿い。1994年4月にオープンしており、現在はパチンコ240台、スロット112台。同社は採算が悪化しているパチンコホールを順次閉店しており、「円山店」も28年間の営業を終える。宮川建設(本社・札幌市白石区)が所有していた土地を、太陽グループの前身、協興商事が1993年に取得、その後は太陽グループ各社の所有に変わり、現在は太陽流通が所有している。土地面積は約300坪。

 太陽グループは、コロナ禍以降に不採算のパチンコホールを積極的に閉店している。自前の土地建物を所有している店舗が大半で、閉店後に売却するケースが多い。「円山店」も自前の土地建物のため、閉店後には新たな利活用が期待できそう。

 同社が今年に入って営業を終えたパチンコホールは次の通り。
◆1月23日「パーラー太陽新琴似四番通店」(札幌市北区)
◆2月20日「パーラー太陽宮の森店」(札幌市中央区)
◆3月28日「パーラー太陽旭町店」(札幌市豊平区)
◆4月24日「パーラー太陽サンピアザ店」(同市厚別区)
◆5月8日「パーラー太陽柏林台店」(帯広市)
◆6月12日「パーラー太陽大門店」(函館市)
◆6月30日「パーラー太陽砂川店」(砂川市)
◆8月28日「パーラー太陽美香保店」(札幌市東区)
◆11月13日予定「パーラー太陽円山店」(同市中央区)

 今度の営業終了によって、同社のパチンコホール数は、札幌市7店舗、釧路市2店舗、千歳市、室蘭市、岩見沢市、富良野市、帯広市、網走市、標津郡中標津町が各1店舗の計16店舗になる。


76人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。