札幌市北区の新琴似四番通沿いにあった旧パーラー太陽新琴似四番通店跡地を所有していた明和住建(本社・札幌市北区)は、跡地約950坪をロゴスホールディングス(同・札幌市中央区)傘下の豊栄建設(同・同)とロゴスホーム(同・帯広市)に売却した。(写真は、豊栄建設とロゴスホームが取得した旧パーラー太陽新琴似四番通店跡地)

 太陽グループ(同・札幌市中央区)が展開していたパーラー太陽新琴似四番通店(同市北区新琴似7条9丁目6-12)は、2022年1月23日で営業を終了。このパチンコ店は、もともとは有限会社興栄商事(札幌市北区)が運営していたが、1999年12月にオートサロン帯広(本社・帯広市、後にオーテミに社名変更)が承継、さらに2003年11月に太陽グループが承継して展開していた。土地建物は太陽グループのTAIYOホールディングス(同・札幌市中央区)の所有だったが、閉店後の同年1月末に明和住建が取得。春から建物の解体工事を進め、夏頃には更地になっていた。

 明和住建は今年7月、この更地を豊栄建設とロゴスホームに売却した。2社の持ち分は2分の1ずつ。豊栄建設は共同担保を含めて15億円、ロゴスホームも共同担保を含めて3億9550万円の根抵当権をそれぞれ設定している。2社は、2020年7月にロゴスホールディングスを設立、両社合わせた北海道の住宅着工棟数は1位で、豊栄建設の売上高は81億8300万円(2020年12月期)、ロゴスホームの売上高は125億7000万円(2021年5月期)。2024年には株式上場を計画している。取得した更地の用途は、住宅展示場などを想定しているもよう。


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