レンタルリネン事業などを展開しているLifeBag(札幌市手稲区)は、札幌のホテル「THE KNOT SAPPOPRO」(札幌市中央区南3条西3丁目)で1790年創業のスペイン王室御用達の老舗リネンメーカー「BASSOLS(バソル)」の製品など、高級リネンの肌触りやふわふわ感を体感できるサービスを始めた。(写真は、バソルのベッドリネン)

 LifeBagが始めたのは、「バソル」のベッドリネンと今治タオルの老舗「正岡タオル」(愛媛県今治市)のタオル類・バスローブ、フランス「Detaille la maison(デタイユ・ラ・メゾン)」のバスアメニティのレンタル事業。「バソル」のベッドリネンは、TC(スレッドカウント、1インチ内に打ち込まれている糸の数)600本のエジプトコットンサテン生地。通常のリネンはTC130本程度で、外資系ホテルでも300本程度とされ、600本はシルクのような肌触りが堪能できる。

「正岡タオル」のタオルは、同社の『すごいホテル仕様』を採用している。高級綿のスーピマコットンで作られ、「ガス焼き」工程で毛羽(けば)落ちを少なくしているため、パイルの光沢感が強く出ている。バスローブも正岡タオルならではの吸水性とふわふわ感を楽しめる。「デタイユ・ラ・メゾン」のバスアメニティは、5つのミニボトルとソープのセットで、フランスのエスプリが感じられるアメニティ。100年以上もヨーロッパの紳士・淑女に愛されてきた使い心地や香りを試すことができる。

(写真は、正岡タオルのタオル類とバスローブ)
(写真は、デタイユ・ラ・メゾンのバスアメニティ)

 札幌のホテルでは、こうした高級リネンを導入しているケースは少ないため、LifeBagは「THE KNOT SAPPORO」でレンタル形式での限定サービスを開始した。LifeBagでは、こうした高級リネンのレンタルサービスを「Life with Linen」としてパッケージ化、他ホテルなどにも利用を働きかけていく。



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