「北海道ほっとけーき」を提供しているカフェ「椿サロン」を展開しているデザイン・設計会社アトリエテンマ(札幌市中央区)は、2021年3月に「椿サロン博多」をオープンさせる。初の九州出店で、フルーツサンド専門店の「椿さんど」も併設する。(写真は、「椿サロン本店」=アトリエテンマ提供)

 アトリエテンマは、13年前に札幌市中央区の専門学校建物を買い取って、カフェ文化の構築と店舗設計のショールームを兼ねた「椿サロン」をオープン。本物志向でコーヒーを提供すると共に北海道の食材を使った「北海道ほっとけーき」を自社開発。小麦、卵、てんさい糖と塩だけで手間隙をかけ、ゆっくりと1枚ずつ手で焼き上げる無添加100%の北海道素材を使用したホットケーキ。火を通したレア感とぷるぷるな食感が特徴で温かいうちに食べるのが醍醐味。

 店舗は現在、道内の「札幌本店」(中央区北7西19、momijiビル1階)、「赤れんがテラス店」(中央区北2西4、三井JPビルディング1階)、「夕焼け店」(新冠郡新冠町)のほか、東京の「銀座店」(東京都中央区)、「渋谷店」(同都渋谷区)の5店舗を展開しており、海外には台湾・台北市にも出店している。

 今回、アトリエテンマがリノベーションを手掛けている「EN HOTEL Hakata」(福岡市博多区博多駅前3丁目30-25)の1階に「椿サロン博多」を出店することにした。店舗面積は約25坪で、席数は39席になる見込み。「博多店」では「北海道ほっとけーき」に生クリームと北海道のフルーツなどを使った「椿さんど」を提供するコーナーも併設する。「椿さんど」と一体化した「椿サロン」は今回が初めての店舗になる。


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