札幌ラーメンから横浜家系ラーメンに転換、21年1月9日「味の時計台・東苗穂店」→「東雁来・魂心家」へ

経済総合

 今年11月15日に閉店した札幌ラーメン「味の時計台」の「東苗穂店」(札幌市東区東雁来6条2丁目2ー1)が、横浜家系ラーメン「魂心家(こんしんや)」に生まれ変わる。2021年1月9日にオープンを予定しており、「魂心家」が札幌に初上陸する。(写真は、「味の時計台・東苗穂店」から「東雁来・魂心家」に転換工事中の店舗)

「味の時計台」は、時計台観光(本社・札幌市中央区)が展開している札幌ラーメンのチェーン店で、今年10月に創業者の志釜利行氏が全株式をトイダック(同・神奈川県大和市)の鴨下誓一社長に譲渡、志釜氏は経営から退いた。トイダックは、関東や関西、東海、北陸で横浜家系ラーメン「魂心家」を30数店舗展開しており、鴨下氏が「味の時計台」を傘下に収めることで北海道に足場をつくった。

「魂心家」は、濃厚でまろやかな「濃まろ豚骨スープ」とそれにあった特注の中太ストレート麺が特徴で、麺は硬めで噛み応えがある。札幌1号店となる旧「味の時計台・東苗穂店」は、現在東雁来魂心家」への改装工事を行っている。同店は、国道275号線と札樽道高架下を走る札幌新道交差点の東北角に位置し、「味の時計台」が20年来営業を続けてきただけに、275号線から札幌に入る際の目印にもなっていたラーメン店。21年1月9日に横浜家系ラーメン「魂心家」に生まれ変わり、新たな目印が誕生する。

「味の時計台」は、道内で直営7店舗(旧東苗穂店含む)、FC(フランチャイズ)24店舗、道外で直営1店舗、FC4店舗を展開している。道内直営店舗のうち数店舗を家系ラーメン店に転換する予定だ。

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