札幌市白石区菊水の六差路交差点に架かる「菊水円形歩道橋」の脇にある結婚式場「ベルクラシック札幌フローラ」(菊水3条5丁目4ー10)の解体工事が、始まった。六差路の象徴的な建物だっただけに解体後の跡地利用に注目が集まる。(写真は、菊水円形歩道橋から望む解体工事中の「ベルクラシック札幌フローラ」=右の建物)

「ベルクラシック札幌フローラ」は、ジョイベル有限会社(本社・札幌市白石区)が1980年代に建設した結婚式場「泰安殿」が前身で、その後名称が「札幌フローラ」に変わったが、六差路の一つ、南郷通沿いに建つ華やかな外観が特徴的だった。「札幌フローラ」は、2000年にベルコ(本店・大阪府池田市)が引き継ぎ、「ベルクラシック札幌フローラ」に名称を変えて営業を続けてきた。2019年9月30日で婚礼・宴会の予約を休止していた。

 土地建物はベルコの所有で、土地面積は約600坪。解体は、本間解体工業(本社・札幌市西区)が行っており、解体工事の期間は20年10月19日から21年3月31日まで。解体後、どんな建物が「菊水円形歩道橋」を彩るか。
※2020年12月3日記事一部追加しました。


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