チーズタルト専門店「PABLO」北海道撤退、 「mini イオンモール札幌発寒店」も11月16日閉店

経済総合

 洋菓子の企画、製造、販売などを手掛けるドロキア・オラシイタ(本社・大阪市西区)が直営・FC(フランチャイズ)で展開する焼きたてチーズタルト専門店「PABLO」が北海道から撤退する。10月15日の「PABLOラウンドワン札幌白石店」に続き、「PABLO mini イオンモール札幌発寒店」も11月16日(月)で閉店するためだ。(写真は、11月16日で閉店する「PABLO mini イオンモール札幌発寒店」)

 ドロキア・オラシイタは、直営・FCで2014年頃から焼きたてチーズ専門店「PABLO」の全国展開を開始した。チーズケーキ菓子のNO.1洋菓子店としてテレビや雑誌で取り上げられ、行列のできる店舗として評判だった。しかし、昨年末から閉店が始まり、今年はコロナ禍による緊急事態宣言発出の影響を受けて閉店が相次ぐようになった。昨年末から現在までの閉店数は全国で13店舗に上った。

 北海道では、18年3月20日に「PABLO mini イオンモール札幌発寒店」(札幌市西区、イオンモール札幌発寒1階)に続き、18年9月21日に「PABLOラウンドワン札幌白石店」(札幌市白石区本通16丁目北1番50号ラウンドワンスタジアム札幌・白石本通店1階)がオープンしている。

 しかし、10月15日に「ラウンドワン札幌白石店」が閉店、最後に残った「mini イオンモール札幌発寒店」も11月16日で閉店することになった。「PABLO」が北海道に進出してから2年8ヵ月、コロナがブームの終焉を加速させたようだ。10月31日には「PABLO mini ザ・モール仙台長町店」(仙台市太白区)も閉店するため、全国店舗数は20店舗になる。

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