ぎょうざとカレーの「みよしの」を札幌や旭川などで展開するテンフードサービス(本社・札幌市東区)は、蕎麦の新業態店舗を出店する。(写真は、テンフードサービスが展開する蕎麦新業態の出店場所=左の建物。右の建物は建設中の「スシロー」店舗)
テンフードサービスは、「みよしの」を札幌、旭川、苫小牧、千歳、恵庭で25店舗直営展開している。看板メニューのぎょうざとカレーは1967年から「狸小路3丁目店」(札幌市中央区)でスタート、札幌市民などに親しまれた味として半世紀を超える暖簾を誇る。
2004年には、「そば処信州庵」の展開をスタート、現在は札幌市内に6店舗を直営している。今回、蕎麦の新業態店舗とし「蕎麦処みよしの」を始めることになった。店舗は、札幌市東区本町2条6丁目460ー34の環状通沿いで、昨年末に閉店した鉄道模型・文具の「トイメイツ」跡への居抜き出店。オープン予定は12月下旬。
隣接地には食品スーパー「プライスマート」があったが、こちらも今年1月31日で閉店、建物は解体され、現在は回転寿司「スシロー」の店舗建設が進んでおり、12月初旬にもオープンする見通し。
テンフードサービスによると、「オープンが近くなるまで新業態蕎麦店舗の中身については公表できない。当然、『信州庵』とは違う業態になります」と話している。オープンすれば、「スシロー」と飲食店の集積が実現、環状通沿いに新たなスポットが誕生する。