「いきなり!ステーキ」の既存店不振で赤字が続いているペッパーフードサービス(本社・東京都墨田区)は、2020年12月期に国内490店舗のうち74店舗の閉店を決めているが、北海道では「札幌駅前店」(札幌市中央区北4条西3丁目1ー1、aune札幌駅前1階)がその対象になる。(写真は、1月13日で閉店した「いきなり!ステーキ釧路店」)

「いきなり!ステーキ」は、短期間での大量出店による自店競合などにより既存店売り上げの急速な低下に見舞われ、19年11月に国内44店舗の閉店を決定。その方針に沿って道内では20年1月13日に「釧路店」(釧路市)、「苫小牧店」(苫小牧市)、同月31日には「フレスポ函館戸倉店」(函館市)が閉店した。

 20年12月期通期の売上高は全店ベースで前期比109・8%だったが、既存店は同69・8%と既存店の苦境は脱しきれてない。このためペッパーフードサービスは、2月26日の決算発表で20年12月期中に、先に閉店を決めていた44店舗の一部を含む74店舗を閉店すると発表、閉店店舗数を大幅に増加させた。
 この閉店方針に沿って3月31日(火)に閉店するのが「札幌駅前店」。同店は18年6月30日に北海道7店舗目の「いきなり!ステーキ」としてオープンしたが、2年を待たずに閉店となる。

「いきなり!ステーキ」の北海道展開は、16年12月9日にオープンした「新さっぽろカテプリ店」(札幌市厚別区)から始まり、19年8月28日の「長崎屋小樽店」(小樽市)まで3年弱で15店舗をスピード出店していた。道内の閉店はこれで4店舗になり、営業店舗数は11店舗に減る。


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