札幌狸小路商店街5丁目にスガイディノス(本社・札幌市中央区)のゲームセンター「ディノスパーク札幌狸小路」が、3月7日に開店した。設置されているゲーム機はUFOキャッチャーなどクレーンゲーム、プリ機、太鼓の達人などで、クレーンゲーム専門店の位置付け。(写真は、7日にオープンした「ディノスパーク札幌狸小路」)
出店場所は、札幌狸小路商店街5丁目(札幌市中央区南2条西5丁目)の札幌プラザ2・5ビル1階にあった道産食材の直売所「HUGマート」跡。
狸小路商店街の周辺では、2016年ころからゲームセンターの閉店が続いていた。16年4月に3丁目のスロット専門ゲームセンター「ゲームの森JOGO」が閉店、19年2月には札幌ノルベサ5階にあった「ディノスパークノルベサ」が閉店、同年3月には4丁目のアルシュビル5階、6階にあった「アドアーズ札幌狸小路店」も閉店。さらに6月には「ディノス札幌中央」が閉店。同商店街周辺には「タイトー札幌狸小路2丁目店」とUFOキャッチャー専門店の「ベガジオ狸小路店」(同4丁目)、「ベガジオ狸小路3丁目店」のみとなっていた。
今回の「ディノスパーク札幌狸小路」の開店は、こうしたゲームセンターの撤退モードに歯止めをかける役割を担う。人気のUFOキャッチャーを多数揃えているほか、ドレッサーフィッティングルームを完備した最新プリ機も導入。また、スガイディノス限定で3月31日までクレーンゲームで「雪ミクシリコンウォッチ」、「雪ミク×アローラロコン」ブランケットをキャッチできる「ハッピー雪ミク祭り2020」を実施している。
「ディノスパークノルベサ」にあった「G1ホースパーク」や「ミリオネット」などのゲーム機種は、廃棄あるいは売却されて新店舗には導入されていない。