札幌・狸小路商店街5丁目の札幌プラザ2・5ビル1階にある道産食材の直売所「HUGマート」が2020年1月に閉店する。閉店跡には3月にもスガイディノス(本社・札幌市中央区)がゲームセンターをオープンさせ、6月に同プラザ地下1階と2階で再開する「ディノスシネマズ札幌」と一体化して運営する。「HUGマート」に隣接する「HUGイート」は継続して営業する。(写真は、2020年1月に閉店する「HUGマート」)

「HUGマート」は、狸小路道産食彩協議会が運営。2008年12月にオープンして、道産の農畜産物や道内の特産品を販売してきた。オープンから11年が経過、狸小路商店街にはドラッグストアやドン・キホーテ、ラオックスなどインバウンドを対象にした店舗が相次ぎ開店し競争も激化。「HUGマート」は一定の役割を果たしてきたことから20年1月に閉店することになった。
 隣接する「HUGイート」は、牡蠣料理や寿司、豚丼、サンドイッチなど道産食材にこだわった業態の違う店舗が入っており、こちらは継続して営業する。

 スガイディノスは今年6月2日に創業の地で展開していた南3条西1丁目の「スガイディノス札幌中央店」を閉店、映画館やゲームセンターも閉鎖した。同社は新たな出店先を探していたが、12月初めに映画館の入店場所として札幌プラザ2・5ビルの地下1階と2階が決まったばかり。その後、「HUGマート」の閉店が決まり、ゲームセンターも入ることになった。「スガイディノス札幌中央店」の閉店から1年で再び映画館とゲームセンターが一体となったアミューズメント施設が復活する。



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