3月初旬、札幌狸小路商店街5丁目にスガイディノス(本社・札幌市中央区)のゲームセンター「ディノスパーク狸小路」がオープンする。スガイディノスのゲームセンターが、狸小路界隈から消えておよそ9ヵ月で狸小路に戻ってくる。6月には同じ建物内に4スクリーンの「ディノスシネマズ札幌」も復活、スガイディノスは再び札幌中心部でエンタメ文化を発信する。
(写真は、「ディノスパーク狸小路」が入る予定の札幌プラザ2・5ビルと準備が進むゲームフロア)

「ディノスパーク狸小路」の出店場所は、札幌狸小路商店街5丁目(札幌市中央区南2条西5丁目)の札幌プラザ2・5ビル1階にあった道産食材の直売所「HUGマート」跡。「HUGマート」は、狸小路道産食彩協議会の運営で2008年12月にオープン、道内の農畜産物や特産品を販売してきたが、オープンから11年が経過、一定の役割を果たしたとして19年12月末に閉店した。なお、併設している「HUGイート」は、牡蠣料理や寿司、豚丼、サンドイッチなど道産食材にこだわった店舗があり継続して営業している。

「ディノスパーク狸小路」は、2月中旬に一部スペースを使って先行オープンする予定だったが、搬入作業などが遅れたため3月初旬に約85坪(約280㎡)のフロアを全面オープンすることにした。設置するゲーム機はクレーンゲーム、プリ機、太鼓の達人などでクレーンゲームが中心。

 19年2月17日に「ディノスノルベサ」(南3条西5丁目)内にあったゲームフロアを閉鎖、同年6月2日に本拠地だった「ディノス札幌中央」(南3西1)の閉店で、スガイディノスのゲームセンターは札幌中心部から姿を消した。今回、ゲーム機の種類が限定されているものの札幌中心部に復活出店。
 さらに、札幌プラザ2・5ビルの地下1階と2階を使って、4スクリーンの「ディノスシネマズ札幌」も6月にオープンする。スガイディノスは文字通り札幌中心部で復活の灯を点すことになる


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