アインホールディングス(HD、本社・札幌市白石区)は12月1日、旭川医科大学内に敷地内薬局としてCAFEスペースのあるアイン薬局を開局した。CAFEは「MORIHICO.」が運営、寛ぎのある快適な待ち時間を過ごせる。(写真は、旭川医大の敷地内薬局「緑が丘テラス」。右の建物が旭川医大)
道内での大学病院、総合病院内での敷地内薬局としては、遠軽厚生病院に次いで2件目。旭川医大の入札には、複数の調剤薬局が応札、アインHDとナカジマ薬局(本社・札幌市中央区)のグループが落札した。
調剤薬局の施設は、鉄骨2階建て、延べ床面積約358坪(1184㎡)で、「緑が丘テラス」と命名され「アイン薬局旭川医大店」と「ナカジマ薬局旭川医大店」の2店舗が入り、併設されたCAFEでは、MORIHICO.のハンドドリップコーヒーが提供される。施設はエムジーリース(本社・東京都千代田区)が建てアインHDなどが賃借する。
MORIHICO.は札幌以外で初の出店で、自家焙煎コーヒーをレギュラーで常時5種類以上用意、患者や家族、大学関係者が気軽に立ち寄れる空間にする。CAFEでも待ち時間が確認できるようになっている。
外観同様に内部も木目調のデザインとなっており、今後増えていく敷地内薬局のモデル的な調剤薬局になりそうだ。