北海道財務局が今年1月7日に実施した第43回期間入札で売却物件だった札幌市北区北21条西13丁目の約5800坪(1万9412㎡)が、拓豊開発(本社・札幌市中央区)に落札された。契約金額は5億2500万円だった。IMG_1518(写真は、拓豊開発が落札した国有地)

 道財務局が売却物件としていたのは、札幌市北区北21条西13丁目の国家公務員合同宿舎跡地で、現在も建物が9棟建っている。場所は、新川通沿いで札幌工業高校の北側に当たる。
 2社が応札したが、落札したのは拓豊開発で2月2日に正式契約している。拓豊開発は、拓豊設計(本社・札幌市中央区)の系列会社。土地登記簿を見ると、拓豊開発を債務者にして北陸銀行が6億3000万円の根抵当権を設定している。
 
 契約金額は5億2500万円で坪単価は解体費込で約8万9000円。拓豊開発では、「今のところどう活用するかは未定」としている。


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