今年3月末に閉館した札幌・狸小路商店街直結の「ホテルサンルートニュー札幌」(中央区南2条西6丁目)の後継ホテルとして、「ホテルアベスト札幌」が7月にオープンする。サンルート閉館から4ヵ月で新しいホテルが開業する。(写真は、「ホテルアベスト札幌」の開業に向けリニューアル工事が行われている旧「ホテルサンルートニュー札幌」)

「ホテルサンルートニュー札幌」は、1986年7月開業で客室数は306室。運営事業者は2014年9月から相鉄ホールディングス(本社・横浜市西区)傘下企業になり、17年10月から相鉄ホテルマネジメント(同・同)が運営してきた。
 しかし、コロナ禍の影響を受けて客数が減少、今年1月6日から一時休業していたが、再開を果たすことなく3月31日で営業を終えた。

 このほど、後継のホテル事業者が決まり、「ホテルアベスト札幌」として7月にオープンすることになった。同ホテルは、アベストコーポレーション(本社・神戸市中央区)が運営。現在は、鹿島建設(本社・東京都港区)が衛生・空調設備、配管等のリニューアル工事に入っている。工事期間は4月1日から6月20日まで。

 アベストコーポレーションは、2003年に大阪市内でウィークリーマンション事業をスタート、08年から「ホテルアベスト」の運営を開始、現在は全国に18ヵ所のホテルを展開。また、レストラン事業やペット事業も行っている。「ホテルアベスト札幌」は、家族で寛げるファミリールームやスイートルーム、バリアフリールームなどを用意、観光やビジネス向けに運営する。



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