関東圏の私鉄、京浜急行電鉄(以下京急、本社・横浜市西区)の子会社でホテル事業を展開している京急イーエックスイン(同・同)は、札幌に初進出する。JR札幌駅北口すぐの場所に2021年夏、「京急EXホテル」を開業する。京急グループはホステル事業でも21年4月に札幌に進出する予定で、札幌攻勢を強める。(写真は、「京急EXホテル」が入る建物)

 京急イーエックスインは現在、東京都内に「京急EXホテル」を2棟、都内と川崎市、横浜市、横須賀市に「京急EXイン」を15棟展開している。札幌に初進出するのは「京急EXホテル」で、20年8月で閉館したJR札幌駅北口の「ホテルWBF札幌ノースゲート」(札幌市北区北6条西4丁目)跡に居抜きで進出する。

「ホテルWBF札幌ノースゲート」が入っていた建物は、1992年に竣工したもので、最初は「ホテルクレスト札幌」が営業。映画『フラガール』のモデルとなった「常磐ハワイアンセンター」を運営する常磐炭礦の子会社、常磐興産(本社・福島県いわき市)が運営していたが、2012年6月にWBFホテル&リゾーツ(本社・大阪市北区)の前身、ジオ北海道(同・札幌市中央区)が運営を引き継ぎ、「ホテルノースゲート札幌」として開業。16年11月に「ホテルWBF札幌ノースゲート」にリブランドした。しかし、コロナの影響もあってWBFホテル&リゾーツは、20年4月に民事再生を申請、「ホテルWBF札幌ノースゲート」は同年8月25日に営業を終了した。

 京急は、土地建物について所有者の八重洲企業(本社・札幌市北区)と個人の間で賃借契約を締結しており、賃借期間は21年3月から21年間となっている。
 京急グループは、21年4月に新タイプのホステル「plat hostel keikyu」を札幌・ススキノ(中央区南7条西2丁目)に開業する予定となっており、ホテル、ホステルの両事業で札幌攻勢を強める。



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