札幌市中央区南1条西7丁目20ー2にホテル「アルファベッドイン札幌大通公園」が、2月1日に開業する。穴吹興産(本社・高松市)が建設したもので、同社が手掛ける北海道のホテルとしては、昨年11月13日に開業した「アルファベッドイン小樽駅前」(小樽市)に続く2棟目となる。(写真は、2月1日に開業する「アルファベッドイン札幌大通公園」)

 穴吹興産は、2019年11月から旧細川ビル跡に「アルファベッドイン札幌大通公園」の建設を進めてきた。跡地約63坪(208・67㎡)のうち約38坪(125・55㎡)を使って建設した鉄筋コンクリート造の9階建て。部屋数は26戸で、延べ床面積は約377坪(1245・66㎡)、設計、監理はファウンド(札幌市中央区)が担当した。
 立地場所は、南1条通(電車通)沿いで札幌市電「西8丁目停留場」の前。ススキノにも大通公園にも近い。全26室は広さ12坪(40㎡)以上で、1室6人まで宿泊可能。全室のバス、トレイはセパレートタイプでミニキッチンが付いており自炊もできる。

 運営は、穴吹興産のグループ会社、あなぶきスペースシェア(本社・高松市)が行う。同社は、住宅宿泊事業や簡易宿所の開発、運営、管理を行っており、香川県や広島県、福岡県、岡山県などのホテルを運営している。北海道では、既存ホテルをリノベーションした「アルファベッドイン小樽駅前」に続く2棟目で、札幌に初の拠点を有することになる。
※2021年1月20日記事一部修正しました。「7丁目駅」→「西8丁目駅」



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