穴吹興産(本社・香川県高松市)は、11月13日(金)にホテル「アルファベッドイン小樽駅前」を開業する。同社が手掛けるホテルとしては北海道初進出。現在、札幌市内にも「アルファベッドイン」を建設中で近く2館体制にする。(写真は、11月13日にオープンする「アルファベッドイン小樽駅前」)

「アルファベッドイン小樽駅前」は、JR小樽駅から至近で三角市場に隣接している小樽市稲穂3丁目10ー12の船見坂に立地している。1987年にオープンして2019年6月に閉館した地下1階、地上5階建てのビジネスホテル「INAHO」を穴吹興産が取得、リノベーションした。リノベーションのコンセプトは、OTARUノスタルジーで、アールデコ(1910年代から30年代にかけて欧州や米国で流行した装飾様式)のアートワーク(工芸品)やルームナンバー、ガラス細工の照明やマリンスタイルの照明など小樽の歴史的環境をアレンジしたインテリアデザインを取り入れている。

 客室は定員3人の「スタンダードツイン」(23・76㎡)、定員4人、2段ベッドの「バンク4」(26・69㎡)、定員7人の大家族向け「デラックス7」(44・14㎡)など5タイプ17室。食事は提供しないため、1階にはキッチン付きのシェアスペースを設置、スキーラック室、サイクルラック室などもある。
 穴吹興産は、札幌市中央区南1条西7丁目の旧細川ビル跡に、「アルファベッドイン札幌大通公園」(仮称)も建設中で、来年にも2館体制を構築する。


16人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。