京浜急行電鉄(本社・横浜市西区)は、札幌の「二条市場」近くでホステルの建設を計画している。現在、4月オープンの予定でススキノ地区にホステルを建設しており、札幌市内2棟目になりそう。(写真は、京急電鉄のホステル建設予定地)

 京急電鉄は、新タイプのホステル「plat hostel keikyu」を2019年3月から展開、現在は東京に4棟を運営している。一般的にホステルは、ドミトリー(相部屋)タイプでシャワーやトイレが共用、宿泊者同士の交流ができるのが特徴だが、同社の「plat hostel keikyu」はこうしたホステルのイメージを一新、ビジネスだけでなく自分の家のように寛げるようにした。

 現在、札幌・ススキノ地区で北海道初進出となる「plat hostel keikyu sapporo sky」(中央区南7条西2丁目2ー14)の建設を進めており、4月16日にオープンする予定。今回計画しているのは、北海道2棟目となる「plat hostel keikyu」で、二条市場に近い中央区南3条東2丁目18ー1ほかで建設する。
 敷地面積は約81坪(269・50㎡)、そのうち約64坪(213・44㎡)を建築面積として使い、鉄筋コンクリート造の地下1階、地上9階の建物を建設する。延べ床面積は約496坪(1639・85㎡)、建物の高さは30・80m。着工は21年4月初旬を予定している。設計、監理はMIRAI建築設計(札幌市北区)、施工は未定。


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