北海道建設新聞社、ベトナム大手IT企業と販売管理システム開発の委託契約締結

マスコミ

 北海道建設新聞社(本社・札幌市中央区)は、北海道産業メディアグループ(北海道建設新聞社、北海道医療新聞社、北海道住宅産業新聞社、住宅流通研究所)の販売管理などシステム事業を拡充するため、ベトナム大手IT企業、Rikkeisoft(本社・ハノイ)と開発委託契約を締結した。今後、1年間をめどに新たな販売管理システムを構築、将来的にはWeb事業の新サービスの開発も想定している。(写真は、調印を終えてRikkeisoftのブイ・クワン・フィ副会長=左と握手を交わす北海道建設新聞社の小泉昌弘社長=Rikkeisoft提供)

 締結式は、2026年5月はじめにハノイで行われた。北海道建設新聞社の小泉昌弘社長(現会長)とRikkeisoftのブイ・クワン・フィ副会長が調印式に臨み、両社と双方のグループ企業が良好な関係を構築し、ベトナムと日本の発展に貢献していくことを確認した。式典には、北海道建設新聞社のグループ会社でシステム開発のアスカム(本社・札幌市中央区)から下田裕史社長、Rikkeisoftのダン・タイ・ホア社長を含め、同社幹部社員ら約30人も出席した。

 アスカムは、Rikkeisoft日本法人、リッケイ(本社・東京都港区)から既にSEの派遣を受け入れており、システム関係での交流を始めている。調印式でリッケイの社長も兼務するフィ副会長は、「委託を受けたシステム開発について、最後まで無事できるように全力を尽くす」と話した。小泉氏は「Rikkeisoftの先進技術を導入し、日本で新しいビジネスインテリジェンスを発信できる企業グループをつくり上げ、社会に貢献したい。締結はその礎になる」と語った。

 その後、ホア社長から小泉氏に“ドンソン太鼓”のミニチュアが贈られた。この太鼓は、ベトナムの古代文化の中から生まれた青銅製の鼓で権力、繁栄、幸運の象徴とされ、外交儀礼として贈り物などに使われる。

 Rikkeisoftは、2012年4月創業。ハノイに本社を置きダナン、ホーチミン、フェなどベトナム各地に拠点持つ。資本金6億円で従業員約1800人。小売り・金融・製造等の業務システムやWebシステム開発および運用保守のほか、モバイルアプリ、AI駆動型開発などを行っている。米国やタイ、韓国などに事業展開をしているが、日本の有力企業を顧客に持ち、日本向け事業が柱となっている。子会社のリッケイは東京に本社を置き、大阪、名古屋、福岡に支社がある。2025年1月には札幌、金沢にも支店を開設した。従業員340人。また、ベトナムの有力大学と連携、高度なIT人材の育成を行っているRikkei Educationもあって、グループ全体では約2300人の従業員がいる。

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