羽幌町「はぼろ温泉サンセットプラザ」再始動、セントラルリーシングシステムが指定管理者に

観光

 苫前郡羽幌町(森淳町長)にある町有温泉「はぼろ温泉サンセットプラザ」(羽幌町いきいき交流センター)の指定管理者が2026年4月、20年ぶりに交代した。2025年、同町の公募型プロポーザルで北海道空港グループのセントラルリーシングシステム(本社・札幌市中央区)が指定管理者に選定され、新たな運営事業者になった。同社は、「マウレ山荘」(遠軽町丸瀬布)や「千歳ステーションホテル」(千歳市)を所有・運営しており、これまでの宿泊事業で培ったノウハウを生かすとともに、地元や羽幌町とタイアップ、留萌管内の観光拠点として新たな魅力を発信する。同町は、今後の大規模施設改修も視野に入れている。サンセットプラザ開業32年目に訪れた大きな変化と今後の展望をレポートする。(写真は、セントラルリーシングシステムが指定管理者になって運営が始まった「はぼろ温泉サンセットプラザ」)
(写真は、修繕工事を終えて2026年6月1日から利用が再開された大浴場・露天風呂)

「はぼろ温泉サンセットプラザ」は1994年12月にオープンした町有施設で、32年目を迎える。地下1階、地上7階、延べ床面積7445・66㎡。ナトリウム塩化物温泉の「羽幌温泉」が1階に併設され、露天風呂もある。2階には300人収容の交流ホールを備え、客室数は40室。

 日本海に浮かぶ天売島と焼尻島をバックにした夏の夕陽は、羽幌の売りになっており、同町では、この地域の海岸を海水浴やキャンプが楽しめる「はぼろサンセットビーチ」として1980年代後半から整備してきた。そのネーミングを引用して開業したのがこの施設。全客室がオーシャンビューで、茜色に輝く夕日を窓から堪能できるのが魅力だ。1998年4月には「道の駅」にも指定され、「道の駅ほっと♡はぼろ」の中心的役割も担っている。

 オープン当初は、町の第3セクター羽幌観光開発が運営してきたが、町は2006年に指定管理者制度を導入、アンビックス(本社・札幌市中央区)が指定管理者に選定された。指定管理期間は10年間だったが、2016年4月には更新され、2026年3月の指定管理期間の終了に伴い、事前の公募型プロポーザルにアンビックスとセントラルリーシングシステムが応募。選定委員会の審査でセントラルリーシングシステムが優先交渉権者に選ばれ、2025年末の議会承認を経て、同社が、新たな指定管理者として今後10年間、運営を担うことになった。

 同町の指定管理者制度では、大規模修繕は町が担い、日常的な小規模の修繕は、指定管理者が行なう規定になっており、町は、以前から予算化していた温泉大浴場のタイル交換などの修繕工事をこの5月から実施してきた。このほどその工事を終え、6月1日から宿泊客、日帰り客向けに供用開始となった。このタイミングで大浴場がリニューアルしたことは、利用者はもとより、セントラルリーシングシステムにとっても朗報だった。

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