札幌市豊平区豊平4条7丁目1-3にある、国道36号に面した銭湯「鷹乃湯」が、2026年3月末で廃業する。2025年9月の出火以来、休業していたが、再開を果たせず92年の歴史に幕を閉じる。
(写真は、2026年3月末で廃業する「鷹乃湯」)
「鷹乃湯」は、2階建て住宅の奥まった1階にあって、見過ごしそうな立地だが、黄色の壁が目印になって地域の人たちに親しまれてきた。開業は昭和9年(1934年)で、今年は92年目になる。2025年6月にボイラー入れ替え工事を行い、その後営業を再開したが、同年9月に出火して再び休業。再開時期を探っていたが、断念して廃業を決めた。
入り口には、「廃業のお知らせ」が貼られており、<百年まで続けたいという想いもあり残念な気持ちもありましたが誠に勝手ながら本年3月末日をもちまして営業を終了させていただきます>と書かれている。また、昭和9年開業時と昭和29年(1954年)の改築時の白黒写真10枚と「入浴料金の移り変わり」として、昭和9年、昭和15年(1940年)、昭和33年(1958年)の料金表も掲げられている。
北海道公衆浴場業生活衛生同業組合に加盟している札幌市内の銭湯は、27軒。区別では、中央区が7軒と最も多く、豊平区の6軒、西区の4軒、北区の3軒、白石区、手稲区、南区の2軒、東区の1軒と続いている。今回の「鷹乃湯」廃業で豊平区は5軒になるが、それでも中央区に次ぐ銭湯数を維持する。厚別区、清田区では既に銭湯ゼロになっている。



































