コープさっぽろ(本部・札幌市西区)とMizkan(ミツカン、本社・愛知県半田市)は、ご当地グルメ味ぽんシリーズ第2弾として「北海道バタぽんby味ぽん」を共同開発、コープさっぽろの店舗と宅配トドックで販売している。(写真は、コープさっぽろとミツカンが共同開発した「北海道バタぽんby味ぽん」の発表会見)
(写真は、「北海道バタぽんby味ぽん」)
ミツカンの代表的商品で発売60周年を迎えた「味ぽん」をベースに、北海道産の風味高い発酵バターを合わせ、コクがありながらさっぱりした味わいに仕上げた。1本あれば、ホイル焼き、ソテー、パスタなどのメニューの幅が広がる。バターを乳化した調味料のため、バターを溶かす必要がなく、手間をかけずにそのまま使える。開発には、通常の商品開発に比べて3倍以上の期間がかかり、100品以上の試作を重ねて辿り着いた。難題だったのは、バターと味ぽんの分離とさまざまな食材・調理法に合うバランスだったという。当初から、北海道らしくバターを使うことを検討していたものの、開発中にコクや風味を加味して発酵バターに切り替えた。
ミツカンマーケティング本部マーケティング企画1部の東山貴幸部長は、「今回の商品は、当社220年の歴史の中でも大変苦労の多かった商品開発だった。北海道限定の自慢の一品を、北海道の食材と合わせて楽しんでいただきたい」と話した。コープさっぽろ商品本部食品部の櫻庭梨香部長は、「味ぽんとバターの相性に最初は不安があったが、試作を重ねる中で酸味とコクが驚くほどよく合い、新しいおいしさを発見できた。バタぽんは、かけるだけ、炒めるだけで使える時短調味料なので、どなたでも手軽に活用いただけると思う」とした。
容器・容量は、ビン、180ml、参考小売価格は500円(税込み価格540円)、コープさっぽろの店舗では、2025年5月20日から、宅配トドックでは、同年5月26日から注文受け付けを開始している。