北海道旅客鉄道(JR北海道、本社・札幌市中央区)は、桑園社宅A街区の撤去工事を終え、2025年5月から分譲マンション建設に入る。桑園社宅跡地C街区には、2024年3月に賃貸マンション「ジュノール」(EAST38戸、WEST38戸)が竣工しており、第2弾としてA街区の建設工事が始まる。(写真は、A街区分譲マンションEAST棟の建設地)
桑園社宅A街区の旧社宅撤去工事は、2024年4月23日から始まり、2025年5月9日に完了する。撤去工事の注文者はJR北海道、撤去工事は同社グループの札建工業(本社・札幌市北区)。A街区の敷地面積は、約1212坪(約4000㎡)。JR北海道とミサワホーム北海道(本社・札幌市白石区)は、ここに分譲マンション2棟を建設する。今回は、そのうちの1棟、EAST棟の建設を開始する。EAST棟の敷地面積は、約614坪(2028・07㎡)、そのうち建築面積として約156坪(516・53㎡)を使って、鉄筋コンクリート造、地上11階建てのマンションを建設する。戸数は57戸、延べ床面積は約1485坪(4900・53㎡)、建築物の高さは33・00m。
着工時期は、2025年5月1日頃が予定されている。設計、監理はKS設計室(札幌市中央区)、施工は未定。竣工は、2027年度以降になる。今後は、A街区の分譲マンションWEST棟の着工と、社宅4棟の跡地、B街区約1606坪(約5300㎡)を使った賃貸マンションと商業施設(ジェイ・アール生鮮市場)の着工が続いていく。