仮称「札幌月寒計画」着工、物販店・工場2025年9月竣工予定

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 札幌豊平区月寒中央通2丁目で、物販店舗・工場の仮称「札幌月寒計画」新築工事が始まった。着工は2024年11月1日、竣工は2025年9月の予定、工事終了は2025年10月31日となっている。物販店舗は、スポーツ系とされているが、詳細は非公表。(写真は、仮称「札幌月寒計画」の新築工事現場)

 建設現場は、国道36号の札幌中心部方面車線の月寒中央通2丁目から美園3条6丁目に向かう、緩やかな下り坂の中間地点。この場所には、1995年に建設されたパチンコ店「テミス札幌」が建っていた。その後、経営者が変わり、「イーグルパーク月寒店」、さらに経営者変更で「R36ひまわり」として営業を続けた。2019年12月に閉店、2階のカラオケ店は営業を続けたが、2022年8月に閉店。その後、解体工事が進み、2023年3月には、更地になっていた。

 更地になってから1年5ヵ月後の2024年8月に、物販店舗・工場の建設計画が明らかになり、このほど着工した。敷地面積は約1999坪(6598・10㎡)、そのうち建築面積として約1160坪(3829・49㎡)を使って、鉄骨造3階建ての建物を建設する。述べ床面積は約2932坪(9677・11㎡)、建築物の高さは15・250m。

 建築主は、住友商事(本社・東京都千代田区)の不動産ソリューション事業ユニット、設計、監理はT&N北海道設計事務所(札幌市東区)、施工はエスデー建設(本社・旭川市)。隣には、「マックスバリュ月寒西店」があり、物販店舗の新設で利便性が高まりそうだ。

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