「イトーヨーカドーアリオ札幌店」の閉店日は2025年1月13日

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 北海道から店舗撤退する「イトーヨーカドー」のうち、唯一閉店日が決まっていなかった「アリオ札幌店」(札幌市東区北7条東9丁目2-20)は、2025年1月13日(月、祝)に閉店する。これにより、「イトーヨーカドー」は、北海道から姿を消す。後継テナントの「ダイイチ」は、同年3月頃にオープンする見通し。(写真は、2025年1月13日に閉店が決まった「イトーヨーカドーアリオ札幌店」)

「イトーヨーカドーアリオ札幌店」は、サッポロビール工場跡地を利用して、2005年11月にオープンした大規模複合商業施設「アリオ札幌」の中核施設としてオープン。道内の「イトーヨーカドー」の中でも、収益力のある店舗として知られていた。1階~3階までを利用して営業していたが、2024年1月8日に、2階の子供のフロア、3階の衣料・寝具売り場が閉店。1階の食品売り場は継続して運営していたが、このほど2025年1月13日に、閉店することが決まった。既に、2階には「ダイソー」、3階には「無印良品」が入っている。

 2024年2月にイトーヨーカ堂(本社・東京都千代田区)が、北海道・東北の店舗撤退を発表した時点で、北海道では6店舗を運営していた。閉店は、速やかに段階的に実施され、6月30日に「帯広店」、7月28日に「屯田店」、8月18日に「北見店」が閉店、来週の9月23日には「福住店」が閉店する。2025年に入ると、新春早々の1月5日に「琴似店」が閉店、その翌週に「アリオ札幌店」が閉店する。

「帯広店」跡には2024年9月末に「ダイイチ」、「屯田店」跡には同年11月に「ロピア」、「北見店」跡は未定で、「福住店」跡と「琴似店」跡には期日未定だが「ロピア」が、「アリオ札幌店」跡には「ダイイチ」が、入ることになっている。

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