札幌副都心の新さっぽろに2023年11月末オープンする複合商業施設「BiVi新さっぽろ」内にキャンドゥ(本社・東京都新宿区)が、ライフスタイル提案型100円ショップ「キャンドゥBiVi新さっぽろ店」をオープンさせる。これまでの「キャンドゥ」とは違うニュー「キャンドゥ」の位置付けで、北海道では初の店舗となりそう。(画像は、ライフスタイル提案型のニュー「キャンドゥ」のイメージ)
「BiVi」は、大和リース(本社・大阪市中央区)が全国11ヵ所で展開している商業施設ブランドで、「BiVi新さっぽろ」は、全国12ヵ所目で北海道初登場。市営住宅下野幌団地跡地を利用した、「新さっぽろ駅周辺地区大規模複合開発」の一環として建設された施設で、商業施設フロアは地下2階から地上4階。
出店するテナントとして、「コープさっぽろ」、「ロフト」、「万代」、「サンドラッグ」、「宮田屋珈琲店」などが公表されていたが、3階に「キャンドゥ」も出店することが分かった。その店舗は、キャンドゥが2022年11月の「イオンモール福岡店」(福岡県糟屋郡粕屋町)から出店を開始した、ライフスタイル提案型の「ニューキャンドゥ」。この店舗は、今までの「キャンドゥ」と違い、「まいにちに発見を。」をスローガンに、今までにない感動を発信する100円ショップと位置付けられている。
空間デザインを見栄えのする設えにしているほか、店装やビジュアルプレゼンテーション(VP)を一新、品揃えではディズニー社とのコラボレーション商品を含め、趣味趣向品を拡充。既に、全国の「イオンモール」や「イオンタウン」などに10店舗以上を出店している。坪数は、100坪から200坪超まである。
JR新札幌駅、地下鉄新さっぽろ駅周辺の商業施設内の100円ショップは、大創産業(本社・東広島市)が「ダイソー新さっぽろカテプリ店」(カテプリ新さっぽろ3階)、セリア(同・岐阜県大垣市)が「新さっぽろデュオ店」(デュオ2の1階)を展開しており、キャンドゥの「BiVi新さっぽろ店」で大手3強が揃うことになる。