北方ジャーナル9月号発売!トップは「障害者グループホームの闇を追う」第1弾

マスコミ

「北方ジャーナル」2023年9月号が今日15日から店頭に並んだ。今月号のトップは、検証報道「障害者グループホームの闇を追う」の第1弾、「札幌のベンチャー企業に浮上した不正請求疑惑」だ。本誌の取材で、グループホーム事業を手掛ける札幌市内の会社が障害者を喰い物にしている疑惑が浮上した。疑いの目を向けられているのは、3年前に市の指定を受け福祉事業に参入したベンチャー企業、株式会社i&F(アイ・アンド・エフ)。同社が運営するグループホーム「リピア」のカビだらけの部屋から寄せられたSOSをきっかけに、見えてきた不正の実態とは──。(画像は北方ジャーナル9月号の表紙)

 地元最大のメディア、北海道新聞の迷走が止まらない。年明けに常務取締役が急逝した道新で編集幹部がまた1人、自殺とみられる状況で亡くなったことがわかった。直後から社内では過労やパワーハラスメントを疑う声が湧き起こり、背景の詳しい説明が求められ始めたが、充分に社員たちの腑に落ちるような報告は未だない。僅か半年の間に幹部の訃報が相継ぐ事態に、編集現場では社への不信感が頂点に達しつつあるようだ。

 本誌独占の道警不祥事追及報道もお見逃しなく。今月お届けするのは、5月号から断続的に報告してきた、元警察官による連続住居侵入事件の続報だ。7月中旬に結審した裁判では、私生活で大きな悩みを抱えることになった当事者に、職場の無理解が追い討ちをかけた背景があきらかになった。責任の一端は、職員のストレスを適切にケアすることができない就労環境にもあったといえる。だがこれまでの例に漏れず、組織の責任が問われることはついにない。職を失った1人のみが断罪され、一連の事件には幕が下りようとしている。

 住宅不動産業界のディープな情報が話題の【シリーズ・住宅不動産情報】。今月は分譲マンション建設ラッシュの内幕を探ってみた。札幌市内の分譲マンション市場は、“平均価格5千万円超え時代”を迎え需要層の変化が目立ち始めた。これまでは年収5百万円台のファミリー層が何とか手の届く3千万円〜4千万円が売れ筋だったが、平均価格の上昇を受け、こうした需要層の購買に急ブレーキがかかっている。このような中でデベロッパーは、タワーマンションや円山地区の“億ション”には手の出ない、言わば“プチ富裕層”向けに焦点を絞り始めた。5千万円超えでも「需要は堅調」とデベロッパーは強気の構えを崩さない。

 今月号の注目インタビューとしてチェックしてもらいたいのが、「人気パン屋“どんぐり”の野尻雅之社長に訊く」だ。出来たてパンを製造販売している「どんぐり」は、札幌市や江別市に10店舗を展開し地域に欠かせないパン専門店として根を張っている。ここの2代目として会社を率いる野尻雅之社長(45)は、従業員の自由な発想を引き出し、パンを通じてワクワクする気持ちを客に届けることを大切にする経営を展開。地元企業とコラボしたパン開発にも力を入れ、今秋には札幌でオープンする複合商業施設内にも出店、新しい顔づくりにも挑戦する。「最大の宝は従業員の頑張り」と語る野尻社長に「どんぐり」の現在地を訊いた。

 このほか、介護関係の一大イベント「ケアテックス札幌23」のセミナーで講師を務めた、つしま医療福祉グループの対馬徳昭代表の講演録もオススメ。介護事業者が生き残るため訴えた「経営8箇条」の直言は関係者必読の内容となっている。さらに今月号では本誌の表紙絵を担当している伝説の漫画家・鈴木翁二氏の初期傑作「透明通信」も収録。道内の事件、話題が詰まった北方ジャーナル9月号のお買い求めは、離島にいる方も都会に住んでいる方もお近くのセイコーマートへ。大手書店、アマゾンなどでも購入可能。北方ジャーナルへの問い合わせや注文などは、右側下にある同誌のバナーをクリック。

※9月号主要コンテンツ
【報道】
◾️スクープ! 障害者グループホームの闇を追う──札幌のベンチャー企業に浮上した不正請求疑惑
■地元紙・80年めの迷走〈13〉──編集幹部また自殺か 道新「半年間に2人急逝の衝撃」
■道警不祥事から考える〈65〉──侵入盗の元巡査部長に求刑3年、婚約者の翻弄でパニック障碍に
◾️告発・絶望の学府〈27〉──江差看護、初の「まつり」上首尾。議会ではパワハラ“その後”追及
◾️巨大風発めぐり対応が問われる仁木町議会 落選した風発反対派の2人が投じた一石

【ニュース】
■警官の虚偽公文書作成など追及、違法逮捕で弁護士らが刑事告発
■札幌地検に木下雅博・新検事正、5年前まで次席として報道対応
■「国は争いをやめ、早く謝って」 優生法・札幌訴訟3件め初弁論
■猫との共生を目指す保護団体が小樽で講演会とイベントを開催
■札幌市の東区と白石区を結ぶ動脈 11年かけて北24条桜大橋が開通
■「核ゴミで地域おこし」を拒否し条例の制定や“自給圏”づくりを
■当麻町内で瀬川守さんを「偲ぶ会」有機農業界のリーダーとして活躍

【注目インタビュー】
■「どんぐり」の野尻雅之社長に訊く「最大の宝は従業員の頑張り いまパンを通じた感動を]

【シリーズ・住宅不動産情報】⑩──札幌市内で続く分譲マンション建設ラッシュ
■5千万円超えでも「需要は堅調」 強気の構え崩さぬデベロッパー

【介護】
●つしま医療福祉グループの対馬徳昭代表が「ケアテックス札幌23」で講演 「経営8箇条」の直言

【医療】
●旭川の森山病院で本格稼働を始めた「予防医学・スポーツ医学センター」

【特別掲載】
●鈴木翁二特選漫画館 翁二漫画の初期傑作《透明通信》

【地域】
●月形町が皆楽公園エリアを大規模改修 目指すのは開業時の道の駅登録
●今なおリピーターに親しまれる「新さっぽろサンピアザ水族館」

【長期連載】
●〝農と食〟北の大地から(201)アニマルウェルフェアをめぐる市民講座の歩み
●ルポ「ひきこもり」(96)ひきこもり当事者の老後をどうする
●戦争遺産をめぐる旅(93)戦争に翻弄された美男力士、旧厚田村出身の横綱吉葉山

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