札幌学院大学(江別市)は11月15日、札幌日本大学高等学校(北広島市)と包括連携協定を締結した。札幌日大高校から国際バカロレアIB校認定に関連して、札学院大の図書館など教育・研究施設の利用について要望があったことを契機に、高大連携協定を締結して双方の教育研究活動の推進を図る。(写真は、包括連携協定の締結式。左から札学院大・河西邦人学長、札幌日大高校・浅利剛之理事長学長=札学院大提供)
札幌日大高校は、2012年と2017年にスーパーサイエンスハイスクール認定、2015年にスーパーグローバルハイスクール認定、2022年には道内私立高校初の国際バカロレアIB校認定を受けるなど、教学改革を積極的に行っている。
今回の包括連携協定では、両校が図書館等の教育・研究施設の相互利用を推進するほか、高校の要請によって大学の教員を派遣して授業を行い、教育・研究および高大接続に関する情報交換等教員相互の交流も推進することをうたっている。
この日、札学院大新札幌キャンパス3階プレゼンラウンジで、札学院大の河西邦人学長や札幌日大高校の浅利剛之理事長・校長ら両校関係者が出席して調印式が行われた。
国際バカロレアとは、国際バカロレア機構(本部・ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムのことで、認定校は共通カリキュラムの実施、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格を取得することができる。